文系と理系という区別はそろそろやめませんか――その2
私は文系だから、自然科学や工学には関係ない、 私は理系だから、法や政治や経済、まして人文系のことは関係ない。 そんな考えは、全く...
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中高年の親爺が、暮らし方・生き方について書いています
人は学校を卒業しても、一生学び続ける動物であるようです。
仕事で必要なことは常に学び続けなくてはなりません。それだけでなく、人は自分が知りたいことは、仕事や生活上必要なこと以外のあらゆることを学ぼうとします。
ここでは、学びに関することを、いろいろと書いてみたいと思います。
私は文系だから、自然科学や工学には関係ない、 私は理系だから、法や政治や経済、まして人文系のことは関係ない。 そんな考えは、全く...
人間には文系と理系の二つの人種がある そんな考えをいだいている人は、まさかいないとは思います。 が、文系と理系をという区別が...
先日、人文学が禁止されたらどうなるかということを考えてみたのですが、その後、いろいろなことが頭に浮かんできました。 ...
世間では、就職に役に立つような「実学」こそ学ぶべき学問だと考える人が多いようです。 受験生が大学の学部・学科を選ぶときに、その...
日経電子版の記事「『博士』生かせぬ日本企業 取得者10年で16%減 チャートは語る」を読みました。 海外では学士に...
もうニュースとしてはだいぶん前になりましたが、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果()がありました。新聞などで読まれた方も多いと思...
哲学は現実の役に立たない虚学だ、という人は多いと思います。しかし、必ずしもそうではないのではないかもしれません。経済誌『週刊ダイヤモンド』の特集記事から、哲学が役に立つかどうかを考えてみます。
受験シーズンも最終段階に入りました。 受験生にとっても、親御さんにとっても、心身ともに負担の多い時期ですね。 し...
先日、『哲学しててもいいですか?』について書きました。 この本を読んで、私自身が哲学についていろいろと...
『哲学しててもいいですか? 文系学部不要論へのささやかな反論』(三谷尚澄 著 ナカニシヤ出版 2017年)という本を読みまし...
「日本には美しい四季があります。」 と、日本を訪れた外国人の方々に説明したいと思うのですが、 ここのところ、春や秋が...
Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomo...
人文科学は、世間では役に立たない「虚学」という見方が一般的です。そんなものを学ぶ意義などあるのでしょうか。人文科学も社会の役に立つし、学ぶ意義は大いにあると思います。
保阪正康著『実学と虚学 《学び》は人をどう変えるか』という本を参考に、学ぶ姿勢としての実学・虚学について考えます。「実学とは、自分が人間的に生きる姿、人生の価値を高からしめる姿、それを求める心に忠実に従って教えを求めること」という著者の主張は、あらためて考えてみるべき意義があると思います。
勉強に使うカードというと、英単語などを覚えるために使った、単語カードを思い出す人が多いと思います。 暗記のためのカード...
実学は、生活に役に立つ学問というのが一般的意味です。この役に立つ学問ということについては、いろいろ考えるべきことがあるように思います...
実学・虚学やリベラル・アーツについて、一から勉強する気持ちでここ数ヶ月あれこれと書いてきました。ここでは、それらに近いテーマとして、...
文科系と理科系の違いとは何なのでしょうか。進路で悩む若い人には重大な問題です。就職にはどちらが有利かとか、生涯賃金ではどちらが多いかなど、いろいろ考えてしまう人もあるでしょう。しかし、自分が本当に関心のあることを最優先するのが、最善の選択になるのではないでしょうか。ここでは、より根源的な視点から考えてみます。
ここでは、具体的な学問分野について、実学と虚学に分けてみたいと思います。 日本十進分類法というものがあります。図書館で...
仕事に必要な学びは実学です。趣味の学びは、たとえ虚学でも人生を豊かにしてくれる点で、実のある学びになるのではないかと思います。
実学と虚学について、自分が本当に学ぶたいことを学ぶことが、その人の人生にとって役に立つ実学といえるのではないかという一つの見方について書いています。
プラトンといえば、古代ギリシアの哲学者で、ソクラテスの弟子で、アカデメイアという学園を開き、多くの対話篇を書き、イデア論を説き、想起...
小学校で教えられたことは、今でも生活に役立っています。これこそ、実学といえます。 この中には、いかに生きるかという人生の問題も含まれていました。 実学には、いかに生きるかということを自ら考えることも含まれているのではないでしょうか。
この記事は、次の記事の内容に直接につながっています。 江戸時代の寺子屋で「読み書きそろばん」が教えられました。...
学問の中で実学というと、おおざっぱには「役に立つ学問」ということになるでしょう。 役に立つ、有用であるといっても、その役立ち方、有用性...
商品として市場で取引されないものが世の中には存在します。道路や公園などの公共財がそうですね。 学問でも、商品開発に直接...
動物生態学の研究者が、リュックを背負って森の中に分け入りフィールド・ワークをされている姿を、テレビの番組で拝見することがたび...
この記事は、前に書いた次の記事に関連しています。 近代日本では、福沢諭吉が実学を重視したことが...
実学とは何か。あるいは、それに対する虚学とは何か。これらについて、国語辞典でどういう説明がされているのか見てみます。