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庫内に水がたまりだし、さらに床に水が垂れはじめました
買ってから10年以上も過ぎた冷蔵庫を使っているので、そろそろ買い換えたいと思っているのですが、なかなかお金の余裕がなくて買い換えができないままでした。
そうこうするうち、庫内に水が貯まるようになり、さらには、冷蔵庫の下に水が垂れてしまうようになりました。
庫内だけならば、「仕方ないか・・・」で済むかもしれませんが、床に水が垂れてしまうようになれば、重大事です。
床板が腐るとか、集合住宅では階下に水が漏れるというたいへん困った事態が起こるかもしれません。
悲愴な思いで、現在の冷蔵庫の下の状態を確認してみることにしました。
冷蔵庫を移動してみました
冷蔵庫を壁際から手前に引っ張り出してみましたら、床がけっこうぬれてしまっていました。
階下に水が漏れるほどではないにせよ、放っておくとたいへんなことになりそうでした。これは何とか対策を考えなければなりません。
だいたい、すでに古くなっている冷蔵庫ですから、買い換えることがベストな対策であることは明らかです。
家電量販店のチラシを見たり、価格コムで売れ筋商品を調べてみたり、ジャパネットたかたの東芝の冷蔵庫を買おうかといろいろ思案しました。
しかし、冷静に考えると、ほかにも買わなければならない高額商品もあったりして、できることならもう1~2年ほどはなんとか買い換えを伸ばしたいと思うようになりました。
1年以上もたせる応急処置はないものでしょうか
こうなると、困ったときのネット頼みとばかり、「冷蔵庫 水 漏れる」で検索してみました。
ありがたいことに、たくさんのページがヒットしました。
それらを読んでみると、庫内に水が出ている場合は、霜取りで発生した水を蒸発皿に送り込むためのドレンホースがどこかで詰まっているケースが多いとのことでした。
私の家では、かつて、エアコンのドレンホースの出口が詰まっていたために、室内機から水があふれ出てきたことがありました。これは、室外機のドレンホースをホームセンターで買ってきて解決したことがあったのですが、それと類似したことが冷蔵庫でも起こっていたのではと推測しました。
とはいえ、エアコンのように室外機からドレンホースが出ているわけではないため、かんたんには交換できそうにないので、清掃して詰まりの原因となっているものを取り除くしかありません。ヒントは、霜取りで発生した水を受けて蒸発させる、蒸発皿の場所です。
蒸発皿のあるところに、ドレンホースの先端があるはずです。
しかし、自分の冷蔵庫の蒸発皿がいったいどこにあるか、私には皆目わかりませんでした。
冷蔵庫の取扱説明書をさがしました
一番早い道は、メーカーに聞くことです。しかし、部品の用語もよく知らない私にとって、何となくハードルが高そうに感じました。そこで、まずは取扱説明書を探してみようと思いました。
ところが、だいぶん前に買ったことや、一度引っ越しもしていたこともあり、そういう書類がどこにあるかさえもわかりませんでした。
古い機種なので、おそらくはメーカーのホームページでも取扱説明書はないだろうなと思いつつ、ダメ元で探してみました。
実は、富士通製の冷蔵庫なのですが、探してみたところPDFファイルがありました。富士通様ありがとうございました。
取扱説明書のPDFファイルを開いてみると、蒸発皿の位置が図示されていました。本体の後ろにあるようです。
幸い、すでに冷蔵庫を前に引っ張り出していたので、後ろ側へのアクセスはかんたんに行えました。
蒸発皿は、簡単に滑り落ちないように固定されていました。ねじで固定されているわけではないので工具は不要でしたが、ちょっとしたコツはあるようです。この点は、説明書にも記載されていました。
蒸発皿を引っ張り出してみると、中は乾いてカラカラでした。水が詰まって落ちてきていない証拠だなとわかりました。
柔らかめの針金を下から入れてみました
蒸発皿を外したら、水が落ちてくるはずのパイプなりホースなりがあるはずです。懐中電灯で照らしながら見てみると、それらしいものがありました。
綿棒でその出口の穴をつついてみました。何の障害物もありませんでした。
これは、出口ではなく、入り口か、出口までの途中か障害物が詰まっているんだろうと考えるしかありませんでした。
ちょっと考えた末、針金ならば、管に曲がっているところがあっても通過できるだろうということで、柔らかい針金を入れてつついてみることにしました。
針金を、水の出口の穴から入れて、上へ上へと上げていきました。
しかし、見えるわけではないので、どこまで入れていけばいいのか、どの程度までいけば上の出口(正しくは水の入り口)なのかよくわかりません。
針金の長さは、冷蔵庫の高さからある程度は推測できますので、最大でも冷蔵庫の高さプラス・アルファの長さがあれば十分でしょう。
柔らかい針金を入れているせいもあり、何かに当たっている感触があまりありませんでした。この作戦は失敗なのかなと思いました。
いったん針金を引き戻してみましたら、少しだけ先の方がぬれていました。
やはり、上には水がありそうだとわかりました。
そこで、もう一度気を取り直して、針金を下の穴から入れて上を目指しました。
今度は、ある程度先端が上に行ったところで、下からつついてみることにしました。
もし、上部で詰まっているとしたら、下からつつき上げるのが一番だろうと思ったからです。
力を入れて下から上に針金を動かしてみました。手応えは特にありません。やっぱりダメかなと思っていたら、しばらくして、上から勢いよく水が落ちてきました。
カビのようなものが混じった水でした。あわてて、台所にあったスーパーマーケットの総菜が入っているお皿で水を受けました。
けっこうな量の水が落ちてきましたので、もう少し容量のある容器を用意しておいた方がよいかもしれません。とにかく、トンネルは開通したようです。
水の通り道が開通しました
その後、蒸発皿を時々確認してみますと、いつも一定量の水が入っています。今のところ、排水はできているようです。庫内に水が出てきたり、冷蔵庫の下に水が落ちていることもなくなりました。
冷蔵庫の冷やす機能はほぼ正常ですので、あと1年以上は使えるのではないかなと思っています。
素人ができる一つの解決方法として、参考になればと思います。
まとめ
1 状況とその原因・解決策
冷蔵庫の庫内に水が出てくる。冷蔵庫の下側の床に水がこぼれている。
霜取りで生じた水が、適切に蒸発皿に流れていかないことが原因。多くはホースの詰まり。
水が蒸発皿に排水されるように、水の流れを妨げている障害を除去する。
※庫内に水が出てきていない場合は、ほかの故障の可能性があります。
2 用意するもの
ホースの最下部に詰まりがある場合は、綿棒や割り箸OK。
ホースの途中や最上部なら、柔軟性とある程度強度がある細めの針金。ホースに傷をつけないように先端を丸めておくとよい。
たまった水を受けるための容器。当たり前ですが、蒸発皿を取り出した開口部に入る大きさのもの。汚水が入ってもよい不要な容器。
3 具体的方法
1 詰まりが、管の下部の場合は、先端に綿棒・割り箸などでつついて、詰まりを取り除く。管の下は水が落ちてきても大丈夫なように、容器で受けるようにしておく。
詰まりが下部の場合は、特に水が大量に落ちてくるので注意。
2 詰まりが、管の中部・上部の場合は、針金を管の先端部から上に向けて入れていく。針金を上下させて、詰まり部分をつつく。1と同様、水が落ちてくることを前提に、容器で受けられるようにしておくこと。