ビジネスとテクノロジーに哲学は役に立つでしょうか
哲学は現実の役に立たない虚学だ、という人は多いと思います。しかし、必ずしもそうではないのではないかもしれません。経済誌『週刊ダイヤモンド』の特集記事から、哲学が役に立つかどうかを考えてみます。
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中高年の親爺が、暮らし方・生き方について書いています
哲学についても私は素人ですが、関心だけはあります。しかし、残念ながら、哲学書は私にとってはたいへん難しくて、すんなりと理解できたためしはありません。
それは、私が馬鹿だから理解できないのだと劣等感をいだいてきました。実際、賢い人はどんどんと理解しながら読み進めていくのですから。
しかし、年齢を重ねてくると、若い頃にはわからなかったことも、少しはわかるようになりました。凡庸な人間にでも、人生経験が読解力を多少は補強してくれるのです。
とはいえ、やはり哲学書は今でもわからない部分の方が多く、私には哲学を語る資格はないように思います。ただ、今まで生きてきて、「哲学する」ことは、少なくとも私の人生には必要だと思えるようになりました。
哲学は、哲学書を理解することよりも、「哲学する」ことが大切です。たとえば、目の前にあることを当たり前だとは思わないで、自分の頭で考えて吟味することはこれに当たります。
ここでは、哲学に関して私が思ったことなどを時々書いてみようと思います。
哲学は現実の役に立たない虚学だ、という人は多いと思います。しかし、必ずしもそうではないのではないかもしれません。経済誌『週刊ダイヤモンド』の特集記事から、哲学が役に立つかどうかを考えてみます。
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