値上げはぜんぜん考えぬ

昨今、あれこれと値上げが続いています。

かつて、高田渡さんが「値上げ」（作詞・有馬敲　ありまたかし、作曲・高田渡）という歌を歌われていました。

高田渡　値上げ　

長年、デフレが続いていたため、「値上げ」を感じることのない時代が続いていました。

今になって、給料が上がらない（年金にいたっては減額です）のに、諸物価の値上げが毎月のように連続しています。

長らく「値上げ」は実感できなかったのですが、今は毎日、スーパーで買い物をするたびに実感しています。

思えば、私が子どもだった頃や学生だった頃、値上げは当たり前のように頻繁に行われていました。同時に、賃金も上がっていたので、庶民の生活は何とかなっていたのでした。

この秋に、30円ほど最低賃金が「値上げ」されそうですが、それでもやっぱり厳しいのが昨今の庶民の生活事情だと思われます。