プリメインアンプが壊れたので、2000円ほどのアンプを買いました

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pixabay.com

先日、自分の部屋でBGM用に使っていた40年近く前の古いプリメインアンプが壊れました。電源が入らなくなったのです。

自分の部屋で音楽が聴けないのは寂しいので、これは何とかしなくてはと思いました。

アンプが壊れて、さてどうしたらよいのか

アンプを修理に出すとかなり高くつきますので、別のアンプを入手する道を考えました。

お金に余裕があれば数万円のアンプを買えば済むことです。しかし、私の場合はその数万円がそう簡単にはいきません。もう少し安く入手できる道を考えなくてはなりません。

まず、ヤフオクで中古アンプを落札しようかなとも考えました。故障したアンプと同等品を入手するのにヤフオクは便利です。しかし、ヤフオクでは送料を合わせると1万円くらいはするでしょう。その余裕もあまりないなと思いました。

それなら、もっと安く済ませるために、アンプ基板のキットを買って、自分で組み立てようかと考えました。それなら、五千円以内に抑えられそうです。

そこで、電子部品を売っているECサイトで、アンプ基板のキットや完成品を調べていたら、完成品で数千円の中国製アンプが売られているのを知りました。これを買ったら話が早いです。

そのアンプの情報を検索してみたら、アマゾンでも同じ製品が売られていることを知りました。こちらの方が送料が安そうです。

そして、アマゾンには同じような多くの中国製アンプが出ています。知ってる人からすると何をいまさらと思われることですが、キットや完成基板を買って作るより遙かに安いとは、びっくりしました。

ネット上の評判を見ると、いろいろ問題はあるものの、価格からすると音質はなかなかよいとのことです。

そこで、中国製アンプを買うことに決めました。

LepyのLP-268というアンプを買いました

LEPY LP-268

LEPY LP-268

2000円~3000円程度の商品を、レビューを参考にしながら較べてみた結果、電源アダプター付きで2千数百円のアンプが目にとまりました。LepyのLP-268という中国製アンプです。

レビューを見ると、いろいろな問題が指摘されていました。

電源オン・オフ時のポップアップ・ノイズあり

入力端子の左右の色分けが逆になっている

「SUPER BASS」のスイッチがついているが、オンにしても音が変わらない

パナソニックのAN7190オーディオアンプICが使われていると表記されているが、実際はTDA7266SAが使われている

電池で使用すると、パワースイッチをオフにしていても放電する

等等

しかし、レビュアーの方々による解決策もいろいろと書かれています。かえって、これが安心感につながります。いざとなれば自分で品質のよい部品に交換をしたり配線を変えたりすることも可能です。

また、ネット検索をするとブログなどにこのアンプや類似品についての記事がいろいろと見つかります。これもまた参考になります。

結局、私は同じLepyのLP-V3Sと迷いながらも、LP-268に決めました。また、気が向いたらLP-V3Sも買ってみたいとは思います。(何せ安いので)

このアンプを使ってみました

初期不良はありませんでした

販売業者はアマゾンではありませんでした。しかし、「この商品は、***が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と表示されるFBA利用業者が販売する商品なので、注文後2日でアマゾンの段ボール箱で送られてきました。中に小さなアンプ本体の箱と電源アダプターの箱がおさめられていました。

同梱されていた電源アダプターを本体につなぎ、さらに、CDデッキとスピーカーにつないでみました。

電源アダプターは電源タップにつないで、電源タップのスイッチでオン・オフできるようにしました。

スピーカー端子はサイズはぎりぎりでしたが、何とかつなげています。カーステレオでも一般的に使われているスピーカーコードなら大丈夫です。

アマゾンでのレビューには、基板から回路図を書き起こされた方までいらっしゃいます。それによって、アンプ内部で位相が反転しているということが指摘されていました。そこで、私のところに届いたアンプも同じであるという仮定の下に、スピーカ端子の+と-を逆にしてつなぐことにしました。

同じ音楽ソースを同時に別のアンプとスピーカーで鳴らすという状況はないので、そこまで考える必要はないのですが、念のためにということです。

入力端子の色分けは、右が白、左が赤でした。しかし、RとLの文字の表示があるのでその通りにつなぐと問題はありませんでした。

私はまだ、ケースの中の基板を確認していないので、ICやその他の部品に何が使われているかや半田の状態はわかりません。いずれ、中を開けてみて、部品の交換などもしてみたいと考えています。

使ってみての感想

ある程度の予備知識をもっての購入でしたので、いろいろな問題があることが前提でした。そのため、「安物買いの銭失い」で「失敗した!」と思うようなことはありませんでした。

スピーカーは今はなきコーラルというメーカーの「DX-5」という1980年代の26センチ・スリーウェイ・バスレフ型です。CDデッキはパイオニアの「PD-HS7」で、こちらはまだ新しい?ですが、それでも20年ほど前の機種です。

私の壊れたアンプとは、上記の製品よりももっと古いサンスイの「AU-D607F」でした。本格的なオーディオマニアの方から見れば、いずれも古い普及機で、それなりの音しか出ないというものでしょう。

「オーディオの足跡」(https://audio-heritage.jp/)というサイトに、DX-5B、PD-HS7、AU-D607Fの情報があります。こちらのサイトは、過去のオーディオ機器の情報を知るのに本当に有難いサイトです。(貴重な情報をご提供くださり、ありがとうございます。)

上記サイトには、メーカー希望小売価格が載っています。当時のメーカ希望小売価格は、今とは物価水準が違いますので、今の普及機に較べるとずいぶんと高かったものです。

話が逸れてしまいましたが、「LP-268」の音を聞いた上での感想です。サンスイの「AU-D607F」との比較だけしかできませんので、あまり参考にならないでしょう。

第一印象は、「LP-268」は、何となく音が軽く薄いなというものでした。エージングが十分できていなかったからかもしれません。今となっては、すでに音が出なくなった「AU-D607F」との聴き比べができないので、あくまでも第一印象にすぎません。

しかし、価格からすると、音質に不満は全くありません。高級機に期待される音質はなくても、BGMに使うアンプとしては申し分ありません。コスト・パフォーマンスはたいへん高いものと言えます。

高音と低音のトーン・コントロールがついています。トーン・コントロールが邪魔な人にとっては、この機種は買わない方がよいかもしれません。

多くの方が言われているように、このアンプでは、トーン・コントロールのFLATとなるツマミの位置が、時計の0時の位置ではなく、10時の位置あたりになるようです。

私は、低音量で聴く際に、トーン・コントロールで高音・低音を増減して聴いています。

出力は、小さな部屋で普通に聴く分には十分なパワーがあります。ボリューム・ツマミは9時の位置よりも大きくすることはありません。BGM用に使用するには、それ以下で十分な音量が出ます。

本体サイズは、平面では文庫本よりも小さいものです。ツマミの出っ張りをプラスして、RCAプラグをつないだ状態では、文庫本より少々広い面積になります。高さはCDケース4個を重ねたくらいです。重さはCDケース2~3枚分くらいでたいへん軽いです。

長時間使用していても本体が熱を持つことはありません。電源アダプターも同じです。昔の大きなアンプとは違いますね。

入力はRCA1系統、ステレオミニジャック1系統です。私は、CDデッキからのRCA入力のみを使っています。

「AU-D607F」のような昔のプリメインアンプには、レコード・プレーヤーからのMM入力、MC入力、サブソニック・フィルター、録音用の入出力選択、MUTEスイッチ、左右音量のBALANCE調整、2系統のスピーカー出力があります。

今のプリメインアンプやAVアンプならもっと複雑な入出力が選べるでしょう。

このアンプは、当然ながら、そういうものは一切ありません。複数のソースを切り替えたり、複数のスピーカーを切り替えたりするためには、別途そのための切り替え機を買うか自作しなくてはなりません。

結論  今のところ満足しています

1ヶ月ほど毎日使用して来ました。今では、このアンプの音に慣れてしまい、物足りないという思いよりも、満足感の方が勝っています。

現在のところ、ボリュームのガリもなく、異常な発熱もなく、音質の異常もなく、出力が不安定になることもなく、正常に作動しています。

本格的なリスニング・ルームで高級なスピーカーから再生するという用途で、このアンプを使おうとする人はいないでしょう。安くても一定以上の音質で音楽を聴きたい人に向いているアンプです。

お小遣い程度で買うことができ、私のように自分の部屋でBGMとして音楽を流したい人にはぴったりのアンプです。私のようにアンプが壊れて困っている人にはありがたいアンプと思います。

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